グリーンセミナー
林試の森でグリーンセミナー初開催

森林インストラクターの説明に聞き入る参加者
グリーンセミナー「林試の森公園を歩く」が5月10日、同公園では初めて開催されました。参加者は2班に分かれて森林インストラクターの解説を聞きながら、園内のクスノキやスズカケノキなどの巨木をはじめ、雨上がりの新緑を楽しみました。
東京都品川区と目黒区の境にある林試の森公園は、明治33年(1900年)に当時の農商務省林野整理局が「目黒試験苗圃」としてスタートしたのが始まりで、その後「林業試験場」に名称を変更、1978年まで使われてきました。その後、筑波研究学園都市の建設に伴い、移転した跡地を整備し、「都立林試の森公園」となっています。

葉や実の特徴を説明する森林インストラクター
林業試験場の名残として、樹齢100年を超える巨木が随所にあり、スズカケノキは日本で最初にこの地に植えられました。スズカケノキ、アメリカスズカケノキ、モミジバスズカケノキの3種の巨木を前に、インストラクターがその違いや特徴を説明、参加者は熱心に耳を傾けていました。

スズカケノキの巨木を前に、違いを説明するインストラクター

参加者は雨上がりの新緑を楽しんでいた