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GP「時評」執筆者の松下氏が新書「1.5℃の気候危機 脱炭素で豊かな経済、ネットゼロ社会へ」

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 新書は、松下氏が担当するコーナー「時評」の記事を盛り込むなどして構成されている。電力供給に占める再生可能エネルギーの割合が高まらず、石炭火力への依存が続く日本。わが国の気候・エネルギー政策に対する“違和感”や“焦燥感”が強まるなか、「日本の気候・産業政策は世界の周回遅れ」と訴える筆者が、世界の動きをふまえて検証し、課題をあぶり出す。日本の気候・産業政策の“ガラパゴス化”からの脱却へ、重要なヒントを与えてくれる。

 新書の問い合わせなどは、同出版局のホームページ(https://ehescjapan.com)へ。

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