森林文化協会からのお知らせ
つくば万博の森

生誕800年記念で民衆救済の僧、忍性の像を建立 宝篋山の山頂

dsc00003 鎌倉時代に現在の茨城県つくば市小田地区で布教や民衆の救済に力を尽くしたといわれる僧侶、忍性(にんしょう、1217~1303)の生誕800年を記念して、地元の人たちの呼びかけでつくられた忍性像の建立除幕式が11月4日、市内にある宝篋山(ほうきょうさん、461メートル)の山頂で催されました。
 忍性は大和国(奈良県)の生まれ。律宗の僧、叡尊(えいそん)に師事し、1252年に関東に下って宝篋山南麓の極楽寺を拠点に約10年にわたって活動、その後鎌倉に移りました。布教活動のほか、貧しい人や病んだ人などの救済に力を注いだことで知られています。
 建立された忍性像は土浦市出身の彫刻家、小張隆男氏の作品。ハンセン病患者の子どもを背負う若い頃の姿が彫られています。
 除幕式では宝篋山のトレッキングコースなどを整えるボランティア活動を続けてきた整備隊の代表で、忍性像の建立を呼びかけた建立会の代表理事を務める東郷重夫さんが「小田地区には忍性や小田家など優れた歴史があった」ことを紹介。つくば市の五十嵐立青市長は「福祉の原点を800年前に体現した方がいたことに勇気づけられました」と挨拶しました。

dsc09984dsc00025 この日、日中は晴れて宝篋山から筑波山がよく見えました。山頂の北側にあり、森林文化協会が管理しているつくば万博の森(万博記念の森)の広場では紅葉も見られました。

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