森林文化協会からのお知らせ
講座・シンポジウム

第4回「森林環境」市民講座を開催

info-62震災復興を環境保全や地域づくりの観点から検証しようと、「森林環境」市民講座「震災後5年の森・地域を考える」(森林文化協会主催、朝日新聞社後援)を4月23日に朝日新聞東京本社読者ホールで開きました。里山の除染、生態系の再生、高台への移転についての講演の後、参加者からの質問を踏まえながら、被災地の現状と課題を話し合いました。

 
講演で、千葉大学の小林達明教授(緑地環境学)は、福島県内で里山の除染がほとんど進んでいない状況について、「里山は山菜類の収穫など生活に密着しており、地域の住民にとってなくてはならないもの」と訴えました。仙台湾の自然回復力の可能性に着目した東邦大学の西廣淳准教授(植物生態学)は、海岸生態系を防災機能や生活資源と結び付けた「グリーンインフラ」として重要視する考え方を紹介しました。さらに集団移転事業を支援してきた慶応義塾大学の一ノ瀬友博教授(景観生態学)は、防潮堤を築かずに海が見える高台への移転を決めた集落の事例などを話しました。

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