講座・シンポジウム
2018「国民参加の森林(もり)づくり」シンポジウムを沖縄で開催しました
2018年の「国民参加の森林(もり)づくり」シンポジウムが12月8日(土)、沖縄県浦添市の「国立劇場おきなわ小劇場」で開かれ、約120人が参加しました。来年秋に沖縄県で開催される「第43回全国育樹祭」のキックオフイベント。「守り育てる 役立てる うまんちゅの森」をテーマに、基調講演やパネルディスカッションなどがありました。主催は沖縄県、国土緑化推進機構、朝日新聞社、森林文化協会。
マルチタレント藤木勇人さんが「島の森と語り、木々と戯れる」をテーマに基調講演。「山はぎんねー海んはぎーん」という沖縄に伝わることわざを紹介し、沖縄の魅力である海を守るには、山を守らないといけないと強調しました。
続くパネルディスカッションは「やんばるからの森の恩恵」がテーマ。谷口真吾琉球大学農学部教授がコーディネーターを務め、パネリストの齋藤和彦さん(森林総合研究所関西支所 森林資源管理研究グループ長)、渡口直樹さん(国頭村林業研究会会長)、西石垣友里子さん(tituti OKINAWACRAFT 木工作家)が登壇、それぞれの立場からの報告がありました。渡口さんは「木育」の大切さを訴え、「今後も県産財の認知度を高める活動をいろいろな場面でしていきたい」と語りました。
(写真上は講師の藤木勇人さん、写真下はパネルディスカッションの様子)