森林文化協会からのお知らせ
報告

シナノキの植物繊維取りを体験 滋賀県高島市の「くつきの森」

 

%e6%a8%b9%e7%9a%ae%e3%82%92%e3%82%80%e3%81%8f滋賀県高島市朽木麻生の森林公園「くつきの森」で7月15日(土)に開かれた「森と山の塾2017」の2回目の講座「植物繊維を取る」に参加しました。親子連れを含む約20人が参加、シナノキの繊維を取る作業や繊維が取れる植物などについて学びました。このイベントは、古くから守られてきた里山の資源を生かし、未来に伝える活動をしているNPO法人麻生里山センターが主催、森林文化協会が後援しています。

シナノキは、水に強い丈夫な繊維が取れ、かつてはこの地域でも繊維が利用されていました。この日はくつきの森に生えるシナノキを伐採するところから、樹皮を剥き、それらを水たまりに漬けるまでの作業を行いました。

%e6%b0%b4%e3%81%ab%e6%bc%ac%e3%81%91%e3%82%8bこの後、シナノキの皮は約2か月間、水に漬けられます。その頃になると、皮はふやけて何枚もの薄くて紙のような繊維の層に分かれた状態になります。よく洗ってから、天日で乾燥させ、保存してさまざまな用途に使われます。

この日の講座では、シナノキの繊維を使ってひも作りを体験したほか、森を歩きながらヘラノキ、オオバボダイジュなどの植物繊維を取るのに適した植物などを観察。お楽しみとして、トチの葉を使った自家製のチマキがふるまわれました。

%e7%b9%8a%e7%b6%ad「森と山の塾」は里山の自然と文化を継承する「里山応援団養成講座」として、5月から12月までに6回の講座が予定されています。

PAGE TOP