森林文化協会からのお知らせ
報告

玉原高原ブナの森と湿原を歩く

玉原 9月12、13日に開催された群馬県沼田市の玉原高原に広がるブナの森や湿原を歩く野外セミナーに参加しました。大小さまざまな木の実や赤・黄に色づき始めた葉、不思議な装いのキノコなどとの出合いを楽しみながら、秋の準備が進む森の空気をたっぷりと吸い込んできました。森林文化協会が企画、旅行実施は朝日旅行。
 玉原高原は太平洋側に位置しながら日本海側気候区にあり、冬の間は豪雪に覆われます。今回は首都圏などから20人近く参加、案内役は地元「利根沼田自然を愛する会」の会員の方々です。初日は宿泊先の東京大学国際セミナーハウスから尼ケ禿山(あまがはげやま、標高1466メートル)のコース、2日目は玉原湿原、ブナ平を巡りました=写真。
 関東随一のブナの森では、ブナがたくさんの実をつけていました。案内役が、光合成による二酸化炭素の吸収効果や「緑のダム」といわれる保水力、幹にまだら模様ができる理由などについて、ブナを見ながらわかりやすく解説。「小尾瀬」と呼ばれる湿原には、白くて可憐なウメバチソウやアザミと似ているタムラソウなどの花々。森の中ではツキヨタケ、ナラタケなどのキノコ類や幹に刻まれたクマの鋭い爪あとも見ることができました。

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