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トキ巣立ち、過去最多の53羽 環境省調査、自然界2世も

 佐渡市の自然界で今年生まれて巣立ったトキのひなの数が、過去最高だった昨年の40羽を大幅に上回る53羽になったことが、環境省が9日発表した繁殖状況で分かった。自然界で生まれ育ったペアから生まれた「自然界2世」も巣立った。同省は「より野生化に近づいている」としている。
 同省佐渡自然保護官事務所によると、今年最初に巣立ちが確認されたのは5月17日で、6歳の雄と年齢不詳の雌のペアから生まれたひなだった。その後も巣立ちが相次ぎ、今月4日には「自然界2世」のひな3羽が同時に巣立ちしたことを確認。21組のペアから53羽が巣立った。
 9日現在で、営巣中のペアは65組で、10組がひなを育てており、6組が抱卵中で、今後も巣立ち数はさらに増えると見られる。孵化(ふか)したひなは計87羽で、このうち生存を確認しているのは、巣立ちした個体も含めて76羽になった。
 日本のトキは一度絶滅したが、中国からの提供によって人工飼育を続け、放鳥を繰り返してきた。
 自然界で初めて巣立ちが確認されたのが、2012年の8羽だった。その後、増減を続けて、昨年は過去最高の40羽になっていた。
 同事務所の若松徹首席自然保護官は「気候がよかったことも、巣立ちによい影響を与えたと思う」と話している。

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