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サンゴの白化・死滅、活性酸素除去で抑制 高水温でも生存率向上 京大研究グループ発表【大阪】

 海水温の上昇によるサンゴの白化や死滅は、活性酸素を除去することで抑制できる――。京都大の植田充美教授(細胞分子生物学)らの研究グループがそんな実験結果をまとめ、国際学術誌マリン・バイオテクノロジーに論文を発表した。
 サンゴの体内には「褐虫藻」という微細な藻類が共生している。サンゴは、褐虫藻が光合成でつくり出した栄養を受け取って生きている。しかし、高水温などのストレスが加わると、体内の褐虫藻が失われて白化し、その状態が長く続くと死滅につながる。近年、地球温暖化に伴う海水温上昇などの影響で、サンゴの白化や死滅が世界各地で多数報告されている。
 研究グループは、サンゴの幼生を飼育する際に、活性酸素を除去する化学物質を混ぜると、高い水温でも生存率が向上することを確認した。
 ウスエダミドリイシというサンゴの幼生を水温33度で飼育した場合、8日後の生存率は約20%だったが、活性酸素を除去する化学物質を加えると約80%に上がったという。

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