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ウナギ資源管理を協議

 ニホンウナギの稚魚(シラスウナギ)が減少する中、ウナギの資源保護について話し合う日本、韓国、台湾の政府間非公式協議が7、8日、東京都内で開かれた。科学的根拠に基づく資源管理を導入するため、専門家を交えた会議を9月にも開くことになった。
 2014年に中国を含む4政府間で、1漁期に養殖する稚魚数を2割削減したうえで、上限数量(日本は21・7トン)を設定。この上限は来漁期(18年11月~)も維持することになった。
 ただ、ニホンウナギの生態は不明な点も多い。削減量は明確な科学的根拠に基づくものではなかったため、改めて適切な資源管理を検討する。非公式協議は中国もメンバーだが、4年連続で欠席した。

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