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阿寒湖のマリモ、保全に必要な豊かな森

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●きれいな丸い構造をつくる阿寒湖のマリモ。企画展の期間中、国立科学博物館で見ることができます

今年は北海道・阿寒湖で球状のマリモが1897年に発見されてから、120年になります。それに合わせて、東京・上野の国立科学博物館で本日8月22日から10月9日までの間、企画展「マリモ発見120年 マリモの謎―どこからきたのか? なぜまるいのか?―」が開かれています。

 

マリモは糸のような糸状体が密に集合して球状になりますが、阿寒湖のようにきれいな丸い構造をつくるのは世界的にも珍しいのだそうです。それには、阿寒湖周辺の地形によって湖上に風の通り道が生まれ、それによって湖の浅瀬に立つ波の力がマリモに回転運動を与え、球状化を促すことがわかってきました。そして、健全なマリモの群生地を保つには、過剰な土砂が湖底に流入しないように、周りに豊かな森が保たれていなくてはなりません。こんなところにも、森林を守っていく意義があることを知りました。

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