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霧氷を追いかけて! 群馬・玉原からの報告

3月に入ると、東京には早春の便りが各地から届き、日ごとに春めいてくるのを感じます。そんな折、群馬県自然保護指導員の古見満雄さんから、銀世界が広がる玉原の様子を送っていただきました。文と写真を紹介します――。

きっと霧氷が出来ているはず!と集合時間を1時間早めての入山でした。

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尼ケ禿山

午前8時前に出発。スキーパーク駐車場から標高1466mの尼ケ禿(あまがはげ)山頂を見上げると、雪庇が幾重にも重なり周辺に霧氷が確認出来ます。気温が高くなりそうです、急がなければ。

玉原自然環境センターは雪に埋もれています。そこでの積雪は1m70cmですが、平均しますと2mは越えているでしょう。スノーシューの沈みは10cm程でしょうか、快適に歩行が出来ます。風は穏やかで、汗ばむためにセーターをザックにくくりつけて山頂を目指しました。

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自然環境センター

山頂に近くなると、気温が高いために霧氷が剥がれ落ちてきます。早くしなければと気持ちははやるのですが、体力が付いていけません。残念ながら山頂に到達した頃は、ほとんど落ちてしまっていました。

10時40分頃登頂。非常に暖かく、仰向けになって昼寝をしたいくらいです。山頂で早めの昼食後、ドローンに寄っての記念撮影でした。天候に恵まれ周辺の眺望は抜群で、上州武尊を登る人達を望遠カメラで確認することも出来ました。

霧氷が落ちてしまったために、周辺の雪面は沢山の霧氷のかけらで覆われています。そしてつららも確認できました。このことによって霧氷は昨日からできあがっていて、気温によってすでに溶かされていたんだと想像しました。

午後は湿原方向に下山。そこでは気温が上がったことによってバッコヤナギの芽が動き

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カエデ霧氷

出していました。

 

 

2017年3月4日

古見 満雄

【主な肩書】群馬県自然保護指導員、利根沼田自然を愛する会副会長、Nacs-J 自然観察指導員、森の博物館玉原・楽迎員

 

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