その他のお知らせ
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堆肥づくりのために落ち葉掃き 埼玉・三富地域

047-2埼玉県南西部の三富(さんとめ)地域の平地林で1月14日(土)に開催された「三富千人くず掃き」に参加しました。

三富は川越、所沢、狭山、ふじみ野、三芳の4市1町にまたがる地域。「くず掃き」とは落ち葉掃きのこと。この地域では、集めた落ち葉を発酵させてつくる堆肥を使った循環型農業が江戸時代から300年以上続いています。「千人くず掃き」は、平地林と一体となった農法を次の世代に伝えようと実施されています。

035この日は強い寒気が入って身が縮むほどの寒さ。親子連れを含む約100人は熊手を手に林の中へ。地面を覆うコナラなどの落ち葉を掃き集めたあと、皆で協力して落ち葉の山をネットでくるみ、それを車の荷台に載せて次々と運び出しました。熊手の扱いに慣れたころには、うっすらと汗がにじみ、寒さを忘れていました。昼はたき火のまわりで、けんちん汁と焼き芋がふるまわれ、森のシンガーシングライター証(あかし)さんの歌と語りを楽しみました。

地元自治体や農業関係者で構成する協議会は昨年9月、落ち葉堆肥農法の伝わる地域を「世界農業遺産」に認定申請。この地域で農業に携わる人びとを追いかけたドキュメンタリー映画の製作も進められています。月刊「グリーン・パワー」1月号では、こうした動きを紹介しています。また、平地林と畑、屋敷地を短冊状に配した「三富新田」は2009年に朝日新聞社と森林文化協会による「にほんの里100選」に選ばれています。

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