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日本初の暖炉は築地に!

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●シンポジウム「薪を知ろう」での討論の様子。奥の右から2番目が岩崎さん

日本薪協会などが開いたシンポジウム「薪を知ろう」に出席しました。薪を燃やしてエネルギー源とすることは、森林資源の有効な利用法として再認識されていますが、需要と供給のアンバランスも生まれています。それを乗り越えていっそうの普及を目指そうと、生産から流通、消費までの関係者が集まっての議論は、文字通り「熱い」内容となり、たいへん興味深いものでした。

 

それとは別に関心を覚えたのは、日本暖炉ストーブ協会広報委員で、「炎の伝道士」を名乗る岩崎秀明さんが取り上げた「1868(慶応4)年に日本初の暖炉が築地にできた」という話題でした。市場の移転問題で連日ニュースで騒がれている築地は、私たち森林文化協会の所在地でもあります。「築地→暖炉→薪→森林→当協会→築地」と、築地という場を通した暖炉や薪とのつながりに気付かされて、たいへん驚きました。

 

岩崎さんによると、102部屋を有した外国人のためのホテル「築地ホテル館」には、全ての部屋に暖炉が設けられたのだそうです。薪を同じように燃やすとはいえ、囲炉裏やかまどとは異なる暖炉で燃える火を見て、当時の日本人はどのように思ったのでしょうか。興味深いですね。

 

現在の築地で、そんなにたくさんの暖炉のために薪を調達するのはたいへんそうです。ただし、幕末期の当時なら、エネルギー源として薪は都会のすみずみまで届けられていたのだと考えられます。今の時代感覚で、薪を調達する上での苦労を思うのは的外れなのでしょう。

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