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埼玉・三富(さんとめ)の農業を語り合う

埼玉三富 江戸時代から埼玉県西部の三富地域に伝わってきた循環型農業を考える「第6回『農』と里山シンポジウム」(主催は三富地域農業振興協議会、後援は森林文化協会など)が9月6日、同県所沢市内で開かれた。独自の農業を続けていくための課題を、会場の参加者も交えて率直に話し合った。
山本美穂宇都宮大教授が「地域に育まれる三富平地林の未来」と題して、この地域の農業の歴史的な意味や都市農業としての役割などを解説した。パネルディスカッションでは、パネリストの地元農家らが「重い相続税などが農業を続けるのを難しくしている」と述べた。会場からは「市民としてできることはないか」「子ども達に向けた学習が必要」とする意見などがあった=写真。
三富地域には屋敷地と畑と平地林(ヤマ)からなる短冊状の地割が多く残っている。ヤマの樹木は燃料、落ち葉は堆肥に使われ、持続可能な農業を支えてきた。「三富新田」として、2009年1月に「にほんの里100選」に選ばれた。

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