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残雪の雑木林で「ヤマの手入れ」、埼玉・三富地域

残雪 埼玉県の三富(さんとめ)地域にある所沢市下富の雑木林で1月23日、「ヤマの手入れ」が行われた。三富地域農業振興協議会の主催。親子連れを含む70人ほどが参加、子どもたちは、お父さんに手伝ってもらいながら、ノコギリを使って松の間伐などを体験した。
 東京の通勤圏にある三富地域では、平地に雑木林が広がり、落ち葉でつくった堆肥による農業が江戸時代から続いている。こうした農業を次世代に伝えようと、この日は「三富千人くず掃き」として落ち葉を集める予定だったが、5日前に降った雪が残ったため、急きょ「ヤマの手入れ」に変更した。
 寒波の影響でかなり冷え込んだが、木を切るうちに体が火照っていった。伐採した木でたき火を起こし(写真)、地元産の野菜を使った温かい焼き芋やけんちん汁を美味しく食べた。最後に「森の歌会」を各地で開いている「森のシンガーソングライター」証(あかし)さんが登場、歌と語りで盛り上げた。
 三富地域にある三富新田は江戸時代の開拓地の地割りを生かした景観が残っていて、森林文化協会と朝日新聞社による「にほんの里100選」に選ばれている。

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