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雨の中、ブナ平、湿原を歩く 群馬・玉原高原で自然観察会

 群馬・玉原高原の自然保護に努めている「利根沼田自然を愛する会」が7月14日(日)に開催した月例観察会に参加しました。「森の博物館玉原・楽迎員」の解説を楽しく聴きながら、関東屈指といわれるブナの森や「小尾瀬」と呼ばれる玉原湿原を歩きました。
 平らな土地に有数のブナの森が広がる「ブナ平」。前夜から雨が降り続き、霧に包まれた幻想的な風景が広がっていました。
 説明によると、玉原の場合のブナの樹齢は、胸高直径の3倍と推定され、胸高直径100センチのブナの樹齢はおよそ300年とみられています。ブナの森の保水力が高いのは、落ち葉がつくるスポンジ状の土壌や、雨水が葉や枝を伝わって幹を流れる樹幹流ができて、水が地中にしみ込むためであると、実験を交えて解説。また、ツキノワグマの好物であるブナの実の構造やブナの幹を覆っている地衣類などについて説明し、ブナの森を傷つけない歩き方など自然観察の心構えもきちんと話してくれました。
 このほか、光合成をしない不思議な姿のギンリョウソウや、雪深い環境に適応した植物、変形菌などを観察しました。
 続いて訪れた玉原湿原も霧が立ち込めていました。黄色い花が愛らしいキンコウカをはじめ、ヒオウギアヤメ、トキソウ、アサヒランなどの花を楽しみました。シカによるミズバショウの食害がひどく、ネットを張って保護していました。

 「利根沼田自然を愛する会」は、5月~11月の毎月第2日曜日に月例観察会を開催しています。玉原に精通した「楽迎員」のガイドで、ブナの森や湿原などを、季節に合わせて観察します。
 次回は8月11日(日)10時~15時(受付:9時30分~)
 集合:玉原自然環境センター前(手前の玉原センターハウスに駐車場有り)
 参加費:無料(傷害保険は主催者が負担)
 注意事項:山歩きできる服装(長袖、長ズボン、足回り)、雨具、水筒、弁当持参。雨天開催(荒天の場合は中止)。ペット連れ不可

 問い合わせ:電話またはFAX 0278-24-9768(濱田)

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