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エイヤーと天道花を立てました 小学生ら頑張る 奈良県天理市福住町

 奈良県天理市福住町で活動するNPO法人日本無形文化継承機構(JICIA)理事長の前嶋文典さんから、地元に伝わる「天童花(てんとうばな)」の行事について報告をいただきました。ご紹介します。

実施日    4月20日(土)
場所     天理市福住町 福住中学校、西念寺
参加人数   24名(うち小学生9、幼児1)
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 ツツジやレンギョウの花を長い竹竿の先に付けた天道花を立てました。旧暦4月8日に各家々の庭に立てて神様にお供えするお祭りです。卯月(4月)8日「うつき・ようか」がなまり、地元では「おつき・ようか」といわれています。
 供えた花は大事に残しておき、人や牛馬が行方不明になったとき、この花を燻(くす)べて煙の立つ方に行けば見つかるとか、花と一緒に吊したカゴに三つ足のカエルが入っていたら「吉」だと聞きました。奈良県内では40年ほど前から見られなくなりましたが、ここ福住では2年前から地元の子どもたちが天道花を毎年立てて、神様にお供えしています。

SONY DSC 校庭の桜の枝をとり、ノコギリで竹を切りました。お供えのツツジ・桜の枝を、ヒモで十字に縛るのは高学年が頑張りました。7m以上ある天道花を学校から西念寺まで全員で運ぶ時、 “ワッショイ、ワッショイ”とかけ声をかけてお祭りみたいでした。
 交代しながら大きなカケヤ(木のハンマー)で杭を打ち込み、最後に天道花をエイヤ−と立ち上げて、杭にくくり付けました。
 作業が終わり、桜ご飯をみんなで食べました。

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