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都内初の「ラムサール条約湿地」を訪れました 葛西海浜公園

西なぎさ(葛西海浜公園)

海上で翼を休める水鳥たち
水鳥の生息地として国際的に重要な湿地を守るラムサール条約に登録された東京都江戸川区の葛西海浜公園を12月16日(日)に訪れました。時折、小雨がぱらつく空模様でしたが、海上で翼を休める水鳥などを観察することができました。
葛西海浜公園は旧江戸川と荒川の水が海水に流れ込む汽水域にあり、西なぎさと東なぎさの先に「三枚洲」と呼ばれる干潟が広がっています。スズガモなどの渡り鳥が飛来し、トビハゼなどの多様な生物が生息。10月18日に都内で初めて「ラムサール条約湿地」に登録されました。東なぎさは自然保護のため立ち入り禁止。西なぎさでは望遠鏡を手に自然観察をする人もいました。
橋でつながる陸側の葛西臨海公園も散策。鳥類園には淡水と汽水の二つの池があり、枯れたヨシなどが広がる淡水池ではカモやサギの仲間、オオバンなどが見られました。

ヨシなどが広がる淡水池(葛西臨海公園)