緑の情報アラカルト
落葉したのに緑の葉? ツル性植物の葉でした
12月15日(土)、埼玉県南部を流れる荒川沿いにある彩湖の周辺を散策しました。
紅葉も終わり、すっかり葉が落ちた木々は寒々しく見えます。しかし、林などの中は日差しが入るので明るく、これまで葉などに隠れていた木の実や冬芽、枝にとまる野鳥の姿などが観察しやく思われました。
落ち葉の上を歩いていたら、緑の葉が繁るように見える樹木がありました。落葉樹にツル性の植物が生え、まるでその樹木の葉であるかのように緑の葉を繁らせていました。
ヤドリギもしばしば見かけました。木の枝に丸いかたまりのように生えています。たくさんのヤドリギが生えている大木もありました。野鳥がヤドリギの実を食べ、中にある種を排出し、樹木に付着させるということです。
冬はこうした気づきを楽しむ季節でもあるようです。