緑の情報アラカルト
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18.4.30玉原パトロール報告「早すぎる季節の進み!」

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オオヤマザクラ

群馬・玉原高原の春はあっと言う間に過ぎ去ってしまうのでは・・・。
4月30日に現地を訪れた古見満雄さんの「玉原パトロール報告」はそんな様子を伝えてくれます

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オオバクロモジ

オオバクロモジ・オオカメノキなど木々の花達が咲き急いでいるようです。例年と比べて積雪が少なかったのですが、気温の上昇で、残雪もあっという間に無くなってしまいました。 環境センター周辺で4月に残雪が消えたのは2016年以来2度目でした。

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オオカメノキ

昨年、環境センター裏でウスギオウレンの群落を見つけていましたので、開花の確認に行ってきました。そこでの雄花は、まるで線香花火が弾け散って居るように咲いていました。

ブナが花を咲かせています。昨年に続き実を付けてくれそうです。このことによって森の動物たちも森の恵みにありつけそうです。

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花咲くブナ

湿原も残雪はありません。ミズバショウも例年ならばゴールデンウィーク開けに咲くのに、きれいに咲き誇っています。

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ウスギオウレン・雄花

小さな蝶が飛び出しました。スギタニルリシジミです。ミズキやトチノキを食草として、この時期にしか姿を見せません。この後は産卵され、幼虫~蛹になり、6月から10ヶ月ほど蛹でお休みです。やっと広い世界へ出てきたのですから、めいっぱい羽を伸ばして飛んで欲しいですね。

クロサンショウウオの産卵も完了した様子。そのため生体の確認が出来ませんでした。ただ、ここのところ雨が少ないのです。流水の供給が無い繁殖池は水が干上がりそうです。例年ならば、梅雨がやってくるのですが、本年はまだまだ先になりそうです!気温の上昇がもたらす弊害が生まれそうです。

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スギタニルリシジミ

群馬県評価:絶滅危惧ⅠB類のキタコブシが咲いていました。樹高

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ミズバショウ

が15m程の高いところで花が確認できますが、花の下に葉が着いているのが特長です。同じ仲間で日本海要素・日本固有種のタムシバが有りますが、樹高は5m程で、花の下に葉が着いていません。

 

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ベニイタヤカエデ

湿原から水源ルートを経てブナ平に登ったのですが、なんとそこではエゾハルゼミの幼虫が羽化をするためにブナの幹を登っていました。まだ4月なのに・・・・・・

季節の進みが早すぎます。必ず帳尻合わせが有るはずです。遅霜が怖い!!

古見満雄

群馬県自然保護指導員 国有林野保護監視員 Nacs-J 自然観察指導員  森の博物館玉原楽迎員
利根沼田自然を愛する会 副会長

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