緑の情報アラカルト
身近な樹木から自然や社会とのつながりを学べるイラスト図鑑を出版
校庭や街角などでよく見かける樹木を通して、子どもたちが自然や社会とのつながりを学ぶ『みぢかな樹木のえほん 生きものやくらしとつながる「一本の木の物語」』(ポプラ社)が出版されました。(公社)国土緑化推進機構・編で、林野庁職員平田美紗子さんのイラストがふんだんに使われています。
本の中で取り上げるのは、サクラやイチョウ、マツなど子どもにもなじみの深い30種類の樹木。樹木ごとに、どんな生き物が集まってくるのか(理科的要素)、幹や実が私たちの暮らしにどのように利用されてきたのか(社会科的要素)などが、わかりやすく説明されており、教科横断的な学習に適した教材として作られています。『リン子の絵日記』のページは、樹木にまつわる情報を、小学3年生のリン子ちゃんが主人公のマンガで楽しく紹介してくれます。
対象は小学校中学年~。定価2,500円(税別)。この本の売上の一部は「緑の募金」に寄付されます。