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宮大工の小川さんらが木を語る  新木場でシンポジウム

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 宮大工の小川三夫さん、国土緑化推進機構の青木正篤・常務理事、佐々木里史・東京芸大助教が登壇し、原口健一・横浜国大准教授の司会で、「木の良さ」「つなぐ」「この先の未来」について意見を交わしました。
%e6%9c%a8%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8b%e3%82%ab%e3%82%bf%e3%83%81%e2%91%a2  小川さんは「千年も経つと木もおとなしくなるが、200年ぐらいは育ち盛りで、なだめながら使う。でも、それが楽しい」と仕事の話を披露。さらに寺院の修復に用いる大きなヒノキ材がない問題について、「日本の文化のために大きな木を育てなければならない」と話しました。
 青木さんは、多くの森林が手入れをされず荒れている現状に触れ、「木を植える、育てる、使う」という森づくりの循環の大切さを強調。スギ材を使用した作品を会場で展示している佐々木さんは「木が汚れること、変化することの良さを受け容れる社会になってほしい」と語りました。
 最後に小川さんが、宮大工の棟梁・西岡常一さん(故人)が復元した槍がんなによるヒノキ材削りを実演しました。「木になるカタチ」は3月29日(木)まで。

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