緑の情報アラカルト
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ちょっと珍しいどんぐり

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●ピンオークのどんぐり。横幅は2cmもありません。右と中央の二つは、落ちていた殻斗の上に別に拾ったどんぐりを載せたので、元々の組み合わせとは違います

厚着をして冬枯れの公園散策を楽しんでいる途中で、ちょっと珍しいどんぐりに出合いました。一つひとつは比較的小さくてかわいいサイズで、よく見る背の高いどんぐりではなく、丸くてふっくらしています。そう、形はクヌギのどんぐりに似ていますが。そんなに大きくはありません。黒っぽい色を帯びていて、縞模様があるようにも見えます。お皿の部分(殻斗)にはうろこ模様がありました。

 

初めて見たこのどんぐりについて、「ピンオークのどんぐりで~す」と詳しい人に教えてもらいました。ピンオークとは、北米東部の低地に自生するブナ科コナラ属の落葉高木です。オークとは英語でナラを指すことが多く、ピンは杭を意味しており、材が硬いので杭に使われるナラの仲間ということのようです。日本では公園や植物園などに植栽されていて、アメリカガシワ、アメリカナラといった名前でも呼ばれています。

 

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●ピンオークの落ち葉。1枚1枚にはとても深い切れ込みがあります

長さ10cm余りの葉は、かなり不規則に深裂した独特の形をしています。日本のコナラ属では、カシワの葉に大きな鋸歯があって葉縁が凸凹していますが、その比ではありません。この日に見たのはみんな地面の上の落ち葉ばかりでしたが、春になったら、この葉が枝先に広がった様子を見に行きたいと思っています。

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