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明治27年創建の芝居小屋や裏木曽の森を見学

 

%e6%98%8e%e6%b2%bb%e5%ba%a7%e5%a4%96%e8%a6%b3 岐阜県中津川市加子母(かしも)を10月7日に訪れ、明治から続く芝居小屋「かしも明治座」や裏木曽の天然ヒノキの森を見学しました。
 明治座は明治27年(1894年)の創建で、建設費用、木材、働き手はすべて旧加子母村(当時)の人たちの寄付や奉仕で賄われたといいます。回り舞台や両花道、スッポン(花道にある切り穴)などが備わり、地域の「娯楽の殿堂」として親しまれてきました。今も住民による地歌舞伎や大歌舞伎、音楽会などさまざまなイベントが催されています。
 岐阜県東濃地方にはかつて60棟以上の芝居小屋がありましたが、多くは取り壊されました。明治座は地域の人たちに守られ、2年前に伝統工法による大修理を終えました。
%e6%98%8e%e6%b2%bb%e5%ba%a7%e5%a8%98%e5%bc%95%e3%81%8d%e5%b9%95 中津川市北部に位置する旧加子母村、付知町、川上村は昔から森林資源に恵まれた地域です。京都の古寺などに用材を供給したことが記録され、江戸時代は尾張藩による厳しい山林規制が行われました。明治になって御料林となり、特に出之小路(いでのこうじ)の天然林は伊勢神宮の式年遷宮の用材を確保する神宮備林となりました。
 戦後は国有林となり、文化財的な建造物への用材供給や学術研究を目的とする木曽ヒノキ備林として維持管理され、樹齢300年から400年のヒノキを中心に多様な樹木を見ることができます。なお、搬出された木材の一部は現在も遷宮用材に用いられています。
 見学は地元に本社のある中島工務店(法人会員)にご協力いただきました。%e6%9c%a8%e6%9b%bd%e3%83%92%e3%83%8e%e3%82%ad%e5%82%99%e3%81%88%e6%9e%97

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