ブックガイド

ブックガイド

●さとやま民主主義 生き生き輝くために

千坂げんぽう著 本の森 本体1528円+税

%e3%81%95%e3%81%a8%e3%82%84%e3%81%be%e6%b0%91%e4%b8%bb%e4%b8%bb%e7%be%a9s著者は、生物の多様性を創出し維持するための実践として、日本で初めての「樹木葬」墓地を18年前に岩手県一関市の中山間地で始めた人物だ。自らが活動する北上川の支流一帯を「久保川イーハトーブ世界」と名付け、里地里山の保全活動に取り組んできた。

この本は第1部「生き生き輝く」、第2部「さとやま民主主義」、第3部「いわての風」という3部構成。本の表題となった「さとやま民主主義」とは、さまざまな生物が関連し合って形成される里山の生態系を、地域と基本的人権を守る民主主義になぞらえて、著者なりにとらえた言葉だ。これからの時代を地域で生き続けるために何が必要かを、僧侶である著者自らの視点から提言している。

PAGE TOP