| 番号 | 都道府県 | 部門 | 生業等 | 氏名 | 性別 | 年齢 |
| 名手・名人プロフィール |
| 1 | 北海道 | 森づくり | 造林手 | 飯田 常雄 | 男 | 76 |
| 北海道営林局の襟裳岬緑化運動の中心的な技術者として活躍。「えりも式緑化工法」として名高い雑海藻(ゴダ)を活用した緑化手法により、厳しい気象条件等の中での緑化に成功をおさめる。 |
| 2 | 北海道 | 加 工 等 | 炭焼き・炭窯つくり | 本郷 孝雄 | 男 | 75 |
| 十勝管内の製炭業者の第一人者である。窯づくりにも優れており、道内初の白炭窯の導入、備長炭の生産成功等、北海道の製炭に今なお大きな役割を果たしている。 |
| 3 | 北海道 | 加 工 等 | 根曲がり竹細工 | 椿 原吉 | 男 | 84 |
| 北海道のネマガリダケを使った、カゴ、衣類入れ行李などの竹細工に優れ、経験年数65年を数える。代替品に押された現状から、昭和57年に「研究会」を発足させ、会長として竹の良さの普及を道内各地で行っている。 |
| 4 | 北海道 | 森の伝承・文化 | アツシ織り | 萱野 れい子 | 女 | 73 |
| アイヌの伝統的な衣服であるアツシ織りの伝承者。原料となる樹皮の採取からその処理、織りなど、各工程に様々な工夫をしている。アツシ織りのみならず、「トマ」というござ、「サラニプ゜」という袋など、植物を用いたアイヌの伝統的な生活用具をつくる技術をもっている。 |
| 5 | 青森県 | 森づくり | 青森ヒバ人工造林手 | 小笠原 義一 | 男 | 74 |
| 育林技術が確立されていない「青森ヒバ人工造林施業」に関し、育苗、従来の陰樹の性質を前提としない独自の照度管理によりスギに近い生長確保、スギとの混植による病虫害の防止等の技術を確立しつつある。 |
| 6 | 岩手県 | 森の恵み | あじさい作り | 伊藤 達朗 | 男 | 63 |
| 祖父から引き継いだ55ヘクタールの山林経営を営むとともに、林業を楽しくすることを目的として樹下にアジサイ2万5千株を植え付け、アジサイ園を造成している。ヤマアジサイのアジサイ園としては全国一の規模を誇るとともに、アジサイロードの造成、「みちのく、あじさいまつり」の開催等により地域振興にも寄与している。 |
| 7 | 岩手県 | 加 工 等 | 炭焼き | 山井 貞男 | 男 | 68 |
| 炭焼き経験44年。日本一黒炭の生産量が多い県において、中学卒業後すぐに製炭業に従事し、以来、製炭技術の向上に努めている。最近では飾り炭等にも取り組んでおり、県内木炭品評会では何度も上位に入賞している。 |
| 8 | 宮城県 | 森の伝承・文化 | こけし製作 | 新山 左京 | 男 | 70 |
| 16歳から54年間、弥治郎こけし製作に専念し、何度もコンクールに入賞している。また、こけしづくりの技術を活かして、玩具づくりをし、子ども達に木や自然のぬくもりを伝えてきた。さらに、こけしの材料となるミズキの育成、杉林の間伐など、森づくりにも積極的に関わっている。 |
| 9 | 宮城県 | 加 工 等 | 炭焼き・炭窯つくり | 石垣 剛 | 男 | 82 |
| 炭焼き経験60年。木炭生産が忘れ去られようとする現代、窯づくりと炭焼き技術を伝える貴重な存在として、地域おこしに活躍している。近年は木炭への関心が高まり、ボランティア活動でも炭焼きの関心が高まっている。特に窯づくりは木炭生産が盛んな頃からの専門技術で、氏はその技術を有する地域の数少ない一人である。 |
| 10 | 秋田県 | 加 工 等 | 炭焼き・炭窯つくり | 鈴木 勝男 | 男 | 76 |
| 経験年数58年。村役場、県庁職員時代以前から木炭全般に関わり、退職後は秋田県全域、県外で炭窯づくり、炭焼きの指導を進めている。各地での「炭焼き教室」、テレビ出演、雑誌への投稿、講演会等を精力的にこなし、新たな木炭利用(木炭座布団など)秋田県の炭焼きの発展に尽力している。 |
| 11 | 秋田県 | 森の恵み | 山菜採り | 高橋 藤吉 | 男 | 69 |
| 幼少時から山に親しみ、山を熟知しており、山菜・キノコハンターとして山の生活を体得している。特にキノコの採取に関しては、量と品質の高さから評価が高く、地元料亭から依頼が殺到するほどである。経験年数58年。 |
| 12 | 秋田県 | 森づくり | 造林手 | 高橋 勝美 | 男 | 64 |
| 秋田スギの育成にたずさわること49年。村で唯一の林業技士として活躍。林内では薬草、山菜等の栽培を行い、新たな森林利用の先駆者として自分の持つ知識や技術の普及に努めている。 |
| 13 | 山形県 | 加 工 等 | 木地挽き | 岡村 安雄 | 男 | 70 |
| 100年以上続く木地挽きの三代目として、技術を継承している。経験50年。地元の木材を使い、階段の手すりや飾り物、神社仏閣の凝宝珠(ぎぼうしゅ)、丸柱等の特殊な部材の製作に取り組んでいる。 |
| 14 | 山形県 | 森の恵み | 蜜ロウソク | 安藤 竜二 | 男 | 40 |
| 蜂蜜の名産地である朝日連峰で養蜂業を営む。ミツバチが巣枠以外につけた巣材(蜜ロウ)を使用し、ろうそくを作る技術をもつ。全国各地に出向いて講座をひらくなど、貴重な技術を伝えている。 |
| 15 | 山形県 | 加 工 等 | 炭焼き | 渡部 岩次 | 男 | 70 |
| 山形県最大の木炭の産地である飯豊町において、55年に及び木炭生産の経験を有する。煙のにおいによる炭の焼け具合を判断できるほか、精錬のタイミングの見極め、短材の選択等の技術に優れている。 |
| 16 | 福島県 | 森林の恵み | 養 蜂 | 森川 長二 | 男 | 66 |
| 30年間にわたり養蜂業に従事するとともに、ミツバチの生態にあった養蜂技術の確立と公開、オオクロスズメバチの捕獲器具の改良普及につとめるなど、養蜂技術の普及に余念がない。 |
| 17 | 福島県 | 加 工 等 | 編み組細工 | 五十嵐 文吾 | 男 | 81 |
| 奥会津地域の積雪期の手仕事として受け継がれてきた編み組細工であるマタタビ細工の第一人者。50年の経験に基づき、自身でマタタビを採取し、カゴや菰を編む技術は極めて優れており、同職人の模範となっている。 |
| 18 | 福島県 | 加 工 等 | はんぞう制作 | 平野 和利 | 男 | 66 |
| 40代半ばで製材業から伝統的な”はんぞう”(そばのこね鉢)製作に転換し、名人から教わりながら技を磨いてきた。機械を使用せず、「手ぶり」、「板せん」等の独特の道具も氏自身が作り直して使用するなど、手作りにこだわっている。数千のはんぞうをてがけ、最大のものは4尺6寸ある。 |
| 19 | 福島県 | 加 工 等 | 炭焼き・ 炭窯づくり | 武田 義盛 | 男 | 66 |
| 昭和28年から造林、伐出、炭焼きに従事し、経験年数48年。炭焼き、炭窯づくりに精通し、かつ白炭、黒炭両方の生産を行う。地元、都市への講演等を通じ、森林の役割や林業の大切さの普及に努める。 |
| 20 | 福島県 | 森の伝承・文化 | からむし織り | 五十嵐 スエ子 | 女 | 90 |
| 古代、日本人は、からむし(苧麻)というイラクサ科の多年草を原料として、衣服をつくっていた。氏は、その貴重な織り手の一人で、からむしから繊維を取り出し、糸に紡ぎ、機を織る技術をもっている。 |
| 21 | 茨城県 | 加 工 等 | 舟大工 | 高野倉 清次 | 男 | 73 |
| 舟大工57年の経験を有する川舟作りの名人。石積み法という伝統的な技法により、舟先がせり上がった川舟を作る。また舟釘の生産も行う。 |
| 22 | 栃木県 | 加 工 等 | 白炭焼き | 萩原 文十郎 | 男 | 79 |
| 白炭製造64年。地域の広葉樹を用いた火持ちの良い白炭製造一筋。知識・技術ともに優れ、地域の木炭検査員等として生誕技術の向上に努めており、地域の信頼も厚い。 |
| 23 | 群馬県 | 森の伝承・文化 | 紙漉き | 星野 増太郎 | 男 | 67 |
| 手漉き和紙「キリュウガミ」の生産7代目。大正末期に洋紙普及により一時すたれたが、父親の指導で復活し、氏自身30年の経験を有している。妻、長男、次女とともに伝統技術を継承する努力を続けると共に、近隣の学校や公民館で普及に努めている。 |
| 24 | 群馬県 | 加 工 等 | 鉈鍛冶 | 古見 謙一郎 | 男 | 68 |
| 沼田は城下町として栄えた時代より刀鍛冶と共に野鍛冶も多く、明治時代からは上州鉈に改良を加えた沼田鉈が作られた。氏は沼田鉈の第一人者で、氏の作った鉈は全国の林業関係者に愛用されている。経験年数53年。 |
| 25 | 埼玉県 | 森づくり | 架線集材 | 上林 規男 | 男 | 54 |
| 木材の搬出における一連の流れ(架線策はり、集材、運材)を一人でこなす。特に策張り技術者としての評価は高く、鯉のぼりの川わたしなどの林業以外でもその技術を活かしている。架線集材技術者として本県の第一人者。 |
| 26 | 埼玉県 | 加 工 等 | 炭焼き | 山田 善三 | 男 | 74 |
| 炭焼き経験44年。高度で熟練した炭焼き技術を持ち、木炭・竹炭2500kgを生産する。また、自家山林でコナラ等の原料の育成・生産も行う。県内でも優れた技術を有するひとり。 |
| 27 | 千葉県 | 森づくり | 大径木の伐採 | 土肥 健司 | 男 | 71 |
| 千葉県の山武スギの大径材の伐採技術で、保存木を傷つけずに伐採する方法を伝承している。永年の経験を生かし、災害時の倒木の処理や機械では対応できないような場所の大径材の伐採を引き受けている。 |
| 28 | 千葉県 | 加 工 等 | 竹製品作り | 内記 明男 | 男 | 70 |
| 江戸時代末期から君津市泉地区で作られてきた「泉ざる」づくりの第一人者。泉ざるは、房州産で柔らかく粘りのあるメダケを主材料としている。千葉県の林業女性グループ等に竹ザルづくりの技術指導を行っている。 |
| 29 | 東京 | 森づくり(木馬・修羅づくり) | 造林手 | 田中 孝次 | 男 | 70 |
| 伐採・搬出等、山仕事経験50年の大ベテラン。山の仕事がスムーズに行くように段取りをつける先山士の技を磨く。古来より地元に受け継がれてきた木馬道や修羅の道などでの伐出作業の伝承者で、現在、唯一作業ができる人材。 |
| 30 | 神奈川県 | 加 工 等 | 桶作り | 荒井 喜太郎 | 男 | 80 |
| 経験60年。風呂桶のような大きな桶を作る技術を持ち、他にも手桶や漬物用の樽など用途に合わせた桶作りができる。また、自ら原料を調達し、立木から材質の良し悪しを判断することが出来る。 |
| 31 | 新潟県 | 森づくり | 大径木伐採 | 坪谷 功 | 男 | 78 |
| 戦後加茂市にあった伐採組(伐採搬出請負)の最後の生き字引のひとり。大径木のはずみ落とし(吊しきりの一種)の高度な技術を持ち、特に、梢から段階的に切り落とす技術は優れている。 |
| 32 | 新潟県 | 森づくり | 大径木伐採 | 佐野 一昌 | 男 | 71 |
| 戦後加茂市にあった伐採組(伐採搬出請負)の最後の生き字引のひとり。大径木のはずみ落とし(吊しきりの一種)の高度な技術を持ち、特に、寸分の狂いもなく、目標方向へ切り倒す技術を持っている。 |
| 33 | 新潟県 | 森の恵み | 狩猟(熊狩り、ウサギ狩りなど)・ゼンマイ採り | 小池 善茂 | 男 | 71 |
| 伝統的な狩りの習俗を伝える奧三面で、デンジシ(熊狩り)やウサギ狩りなどを長年行ってきたとともに、伝統的な狩りの装束にも詳しく、獣の皮をなめすなどして、自分でつくる経験ももつ。この地域は古くはカモシカ狩りも行っており、その伝承者でもある。 |
| 34 | 新潟県 | 森の恵み | トチ餅つくり、ムシロ織り | 鈴木 チイノ | 女 | 87 |
| 衣食に関わる森の専門家。トチの加工やどぶろく作り、草木を使った生活用品作りの技術に優れ、87歳という高齢になった今でも作業を続け、技術を伝承すると共に、一般の方の要望に応じて注文も受けている。 |
| 35 | 富山県 | 加 工 等 | 郷土玩具 | 中谷 仁太郎 | 男 | 81 |
| 地元の木を使い、カラクリ玩具を作る。今も現役で作品を作り続けている。氏の作った玩具は、利賀の自然とぬくもりにあふれ、人の心を和らげる効果がある。また、山仕事の道具、雨具等を作りながら生計を立てており、材料の採取、加工、仕上げ等を一手に行う。 |
| 36 | 石川県 | 森づくり | 樵 | 畠中 一夫 | 男 | 71 |
| 50年以上に及ぶ伐採作業への従事。年間平均130日以上も伐採作業に従事し、決めた方向や位置に木を倒す技術は他の追随を許さない。石川きこり名人にも認定されている。 |
| 37 | 福井県 | 森の恵み | おうれん等の特殊林産部門栽培 | 久保 藤士継 | 男 | 65 |
| 夏季冷涼な広葉樹林内を利用して、通常12〜13年かかるおうれん栽培を7〜8年に短縮し、技術開発を図った。日本有数のおうれん栽培生産地である福井県大野市のリーダー的存在であり、地域、森林への愛着も深い。 |
| 38 | 福井県 | 森づくり | スギ苗生産 | 橋本 輝雄 | 男 | 81 |
| 苗木育成60年。県指定母樹林からの種子採取、苗畑での播種、2回の床替えを経て優良苗の生産を行っている。すべて手作業で行い良質な苗の生産のための育苗技術に卓越したものを持っている。 |
| 39 | 山梨県 | 森の恵み | 乾ししいたけ | 山本 嘉一郎 | 男 | 69 |
| 26年以上にわたり、しいたけの栽培に力を注いでいる。地域の気象・地理的条件等としいたけの生理的な性質の関係を経験的に追求し、地元産の広葉樹を用いた高品質の乾椎茸生産技術を確立し、地域に広めた。 |
| 40 | 長野県 | 森づくり | 育林 | 荒山 幸久 | 男 | 78 |
| 経験年数57年。多雪地帯における森づくりを考え、自然力を生かした針広混交林の造成や「スギ斜め植え」により根曲がりが解消できることを現地で実証するなど、創意工夫による森づくりを進めている。県内でも数少ない専業林家のうちの一人。 |
| 41 | 長野県 | 森づくり | マツタケ山作り | 藤森 昌弘 | 男 | 63 |
| 森づくり50年、特にまつたけ山づくり20年の経験を有する。諏訪地方において、日々まつたけ山づくりを実践、指導・普及に努め、地域におけるまつたけ発生環境整備に尽力している。 |
| 42 | 長野県 | 加 工 等 | 炭焼き・炭窯つくり | 伊沢 衛 | 男 | 77 |
| 炭焼き経験50年。地元で農業のかたわら炭焼きに従事し、白炭・黒炭の生産及び築窯に秀でた技術を有している。また、炭焼きを通じて資源の循環利用や環境学習の支援を行っている。 |
| 43 | 長野県 | 加 工 等 | 船大工 | 半崎 保道 | 男 | 69 |
| 50年間にわたって、地元天竜川から千曲川、鬼怒川、富士川などへスギ・ヒノキを使った和船の川船を、これまで500艘以上製造した。また、カシで魯、櫂も製造している。 |
| 44 | 長野県 | 加 工 等 | 指物 | 矢崎 稔 | 男 | 82 |
| 指物師として65年の経験を有する。硯箱からタンスの大物まで、特に黒柿、ケヤキ等を使ったタンスは半世紀以上のときを経てもなお、精巧で狂いがない。 |
| 45 | 長野県 | 加 工 等 | ヘギ板づくり、あじろ編み | 小林 鶴三 | 男 | 58 |
| 板を手を使って薄くへぐ、へぎ板づくりの技術をもつ、全国でも数少ない一人。ヘギ板の巾を狭くして、編んだものを、アジロといい、天井や腰板などの装飾に用いる。氏は、ヘギ板づくりとあじろ編みの両方の技術をもつ、貴重な職人である。 |
| 46 | 岐阜県 | 森づくり | 枝打ち | 山本 信綱 | 男 | 76 |
| 林業経験60年。20歳頃から家業の林業に従事し、地元の伝統的技術であるブリ縄を使って木に登り枝打ちをする技術を習得。梯子を使わずに縄だけで木に登り、枝打ちを行うことができる。 |
| 47 | 岐阜県 | 加 工 等 | 竹細工 | 石原 文雄 | 男 | 69 |
| 中学卒業後家業の竹細工づくりに携わり、以来54年、鵜飼いに使用される籠などの伝統的な竹細工品を作り続けている。鵜籠等の伝統的な籠の生産者は氏のみである。 |
| 48 | 岐阜県 | 森の恵み | 原木椎茸栽培 | 横田 俊光 | 男 | 61 |
| オレゴン州の研修生としての経験を活かし、ホダ木生産施設は冬季の温暖な場所に、発生施設は夏でも空調施設のいらない標高の高い場所にわけるなど、年間を通じた安定生産、省コスト化に努めている。 |
| 49 | 岐阜県 | 森の伝承・文化 | 宮笠作り | 問坂 義一 | 男 | 68 |
| イチイ、ヒノキを材料に、宮笠(一位笠、檜笠)を製作する。経験年数60年。材の選定から加工、製造全てに精通し、ふるさと伝統文化師匠に認定され、地域内でも広く名人として認知されている。 |
| 50 | 岐阜県 | 加 工 等 | 屋根葺き | 和田 利治 | 男 | 71 |
| 世界遺産に選ばれた岐阜県白川郷の合掌造り民家の茅葺き屋根の屋根葺き職人。伝統的な技術の実践と、現代の道具の利用を模索し、豪雪に耐え、より長持ちする茅屋根を実現できないかと、日夜研究を重ねている。 |
| 51 | 静岡県 | 加 工 等 | 宮大工 | 松浦 昭次 | 男 | 74 |
| 昭和25年の紀三井寺多宝塔(和歌山県、重要文化財)を皮切りに、特に中世を中心とする全国各地の国宝、重要文化財の修理に携わり、昭和31年以降は棟梁を務める。平成11年には技術者の人間国宝と呼ばれ全国に十数人しかいない、国の選定保存技術保持者(建造物木工)に認定された。 |
| 52 | 静岡県 | 加 工 等 | 竹細工 | 渡辺 鉄夫 | 男 | 69 |
| 駿河竹千筋細工(スルガタケセンスジザイク)は、江戸中期から手作りの技法により継承されてきた工芸品で、花器、盛器、虫籠、行灯盆、風鈴等に加工され、日常生活に密着している。氏は昭和27年よりこの竹細工に従事し、毎年付加価値の高い価値ある製品を製作している。 |
| 53 | 静岡県 | 加 工 等 | 竹細工 | 鈴木 喜代志 | 男 | 77 |
| 10歳の時に竹細工の親方に入門し、以来68年間竹細工を生業としてきた。生活用品として、背負いカゴ、魚籠、箕などを注文生産で製作している。この地域の竹細工を生業としている唯一の職人である。 |
| 54 | 静岡県 | 加 工 等 | 竹細工 | 平山 勤 | 男 | 67 |
| 竹細工52年。建具師として永年積んできた技術を応用し、地元に豊富な竹を使った竹細工に取り組んできた。鳥かご、マグカップ、食器類等、木工の腕を活かした使う側に立った作品づくりを手がける。 |
| 55 | 愛知県 | 森林づくり | 造林手 | 安藤 久氏 | 男 | 53 |
| 森林施業全般に高度な技術を有し、特に間伐を中心に収益と保護を両立させる技術を実践させている。森林を放置するのではなく、適正な管理をし、市場動向を見極め、赤字にならない間伐方法を実践している。 |
| 56 | 愛知県 | 森林づくり | 枝打 | 柴田 清八 | 男 | 69 |
| 森林施業全般にわたり高度な技術を有すると共に、枝打ちは地元の第一人者である。ナタで打ち上げ、2玉取りをしている。また海布丸太生産を等を行うと共に、林床でコシアブラ、センリョウ、サカキ等の特用生産物の生産を行っている。 |
| 57 | 愛知県 | 森の恵み | きのこ名人 | 中条 長? | 男 | 68 |
| 森や里山のキノコと40年以上つき合い、研究・同定を続けてきたきのこ採り名人である。経験と知識を活かし、市民や学生を対象とした自然観察会の開催等を通じ、森のおもしろさや大切さ、不思議さを伝えている。 |
| 58 | 愛知県 | 加 工 等 | 野鍛治 | 安藤 義久 | 男 | 74 |
| 下刈り鎌、ナタ、よきなどの林業用具や農機具等を鍛冶で作っている。現在、鉄と鋼を合わせて刃をつくる鍛冶は少なく、なかでもヨキや鉈、鎌などの林業用具を作る人は希となっている。 |
| 59 | 三重県 | 森の伝承・文化 | 森・山にまつわる歴史の語り部 | 濱中 良平 | 男 | 62 |
| 尾鷲林業の中核林家であり、江戸時代からの山林経営に関する文書等が残されている。20年にわたり古文書の研究を続け、世界遺産の指定によって熊野古道の関心が高まる中、尾鷲林業の歴史や生活史を語り部として市民等に伝えている。 |
| 60 | 滋賀県 | 森づくり | 機械集材 | 中野 正剛 | 男 | 72 |
| 架線集材に熟練し、最小限の支障木で集材を実施する。また大径材の伐採にもたけている。幼少から比叡山延暦寺所有山林1600ヘクタールの植林の手伝い等を行い、山を熟知すると共に、植林木を伐採し、延暦寺の山林づくりに大きく貢献している。 |
| 61 | 滋賀県 | 森づくり | 造林手 | 中町 房行 | 男 | 76 |
| 県における造林の第一人者。枝打ち、下刈り、植え付け、地拵え、育苗等をこなし、現在でも毎日山に足を運び森林の管理に余念がない。後継者の育成等、地域林業の活性化に多大な貢献をしている。 |
| 62 | 京都 | 森の恵み | 椎茸栽培 | 辻 三郎 | 男 | 77 |
| 昭和50年頃より椎茸栽培を開始し、袋掛け、雨よけトンネル等の技術により高品質の乾燥椎茸の生産技術を確立。後継者育成、視察の受け入れ等、普及にも大きく力を入れてきた。経験35年。 |
| 63 | 京都 | 加 工 等 | 果実酒製造 | 岡本 千鶴 | 女 | 73 |
| 昭和44年頃から、美山の自然豊かな里山から得られる花実を材料として花実酒つくりに取組、試行錯誤を繰り返しながら花実がもっている風合いを損なわない製造法を確立し、1000種の花実酒の製造を達成。全国に発信している。 |
| 64 | 大阪府 | 加 工 等 | 宮大工 | 木内 繁一 | 男 | 73 |
| 昭和29年より四天王寺の宮大工として従事し、文化財建造物の修復、復元工事においては20年以上棟梁として携わり、その他、手がけた新築工事は200件を超えている。平素、常に材木の加工に従事しているため、木の性質を熟知し、文化財建造物の修復に存分な経験が活かされている。 |
| 65 | 兵庫県 | 加 工 等 | 船大工 | 湊 隆司 | 男 | 76 |
| 和船づくりの伝統技術の総てに精通し、漁船のみでも260隻以上を新造する一方で、高度な技術や知識が要求される祭礼用和船の修繕や復元船の新造ができる数少ない船匠の一人。伝統的技術を高度に行う技能を保持している。 |
| 66 | 兵庫県 | 森づくり | そま師 | 木俣 祥 | 男 | 79 |
| 学校卒業と同時に林業に従事。チェンソーのない時代、大型ノコギリと斧による「時間と手間」をかけた作業を体得した。傷をつけることなく思った方向に正確に木を倒す、基本に忠実な安全確実な伐倒技術は逸品である。 |
| 67 | 兵庫県 | 加 工 等 | 桐下駄 | 荻野 光蔵 | 男 | 76 |
| 現在では県内で唯一の生産業者。下駄の中でも桐下駄は足触りが非常に柔らかく、気のぬくもりが伝わるので冷えにくい。新潟県産の会津桐のみを使い、仕上げにイボタノキの実で磨きつやを出す。熟練の技と勘に支えられた上質な製品を作り出している。 |
| 68 | 奈良県 | 加 工 等 | 振子 | 上西 康公 | 男 | 64 |
| 卒業と同時に吉野木材協同組合連合会に勤務し、原木市場の競りを担う「振子(ふりこ)」として活躍してきた。長い経験と豊富な知識により吉野材に精通し、鋭い目利きと値付けの確かさにより、売り方・買い方から高い信頼を得ている。 |
| 69 | 奈良県 | 森づくり | 大径木の伐採・造材 | 中平 寛司 | 男 | 64 |
| 吉野林業地域の中心地に生まれ育った林業人で、植林から伐採までの一貫した山林技術に熟知し、特に熟練した大径材の伐採は高く評価されている。過去には薬師寺、朱雀門などの神社仏閣の普請用材として大径材の伐採も手がけてきた。 |
| 70 | 和歌山県 | 森づくり | 筏師 | 福岡 典雄 | 男 | 71 |
| かつて、北山村は林業の盛んな地域であり、周辺の山々から伐り出した材木を筏に組み川下の木材集積地である新宮に運んでいた。氏は筏師として川の流れ、地形の読み、筏の操りの高度なテクニックを持っている。 |
| 71 | 和歌山県 | 森の伝承・文化 | 杉玉づくり | 中西 久三 | 男 | 73 |
| 農閑期等を利用してスギ、ヒノキの伐採、間伐、下刈り等を行い、そのかたわら、杉玉つくり、しめ縄結び等の技術を習得した。氏の杉玉づくりは経験50年、現在でも寺や神社等からの依頼で製作を続けている。 |
| 72 | 鳥取県 | 森づくり | 樵 | 小林 弘 | 男 | 71 |
| 16歳から父と共に地元森林組合で伐木、造材、搬出の木材生産の現場に従事し、熟練の技が必要な大径木の伐採、架線での搬出作業も行う。手鋸、斧での作業も体験しており、伝承すべき豊かな経験と卓越した技能を持った人材である。 |
| 73 | 鳥取県 | 加 工 等 | 民芸木工品製作 | 福田 豊 | 男 | 55 |
| 22歳のときにUターンして父のもとで修行を積み、地元素材にこだわりながら卓越した技術により民芸木工芸品を製作している。ギャラリーなどでの展示、様々場所での指導を通じて木材・木工芸品のよさのPRに多大の貢献をしている。 |
| 74 | 島根県 | 森づくり | 陰手刈り職人 | 永岡 勝蔵 | 男 | 81 |
| 日本海からの北西の強い風を防いだ防風林は、今日では出雲平野の景観美として保全されている。このマツ特有の剪定作業を「陰手刈り」といい、氏は高さ10Mくらいの枝の上で鎌を使って枝を落としていく技術を持っている。 |
| 75 | 島根県 | 森の伝承・文化 | 石見神楽蛇胴製作 | 植田 倫吉 | 男 | 70 |
| 伝統芸能石見神楽には30数種の演目が伝えられているが、その演目のひとつに「大蛇」がある。大蛇の胴「蛇胴」は、1くさり11本の竹の骨組みに和紙を三重に貼り付けたものを9つに連ねている。上田氏は、祖父の代から3代目として蛇胴ひとすじに造り続けてきた。 |
| 76 | 岡山県 | 加 工 等 | 紙すき | 丹下 哲夫 | 男 | 80 |
| 紙漉き経験58年。ほとんど手作りで和紙づくりに取り組む。植物の自然素材に炭酸ソーダ等の薬品を加えたり、古来からある天然染料を混ぜた染紙をつくりだしたり、創意工夫によって独自の和紙づくりに取り組んでいる。 |
| 77 | 岡山県 | 森の恵み | 養蜂 | 鈴木 茂男 | 男 | 71 |
| 養蜂経験55年。永年にわたり養蜂業を営みながら、森林からの蜜源として積極的に花の咲く木を県内の森林に植える活動を行い、養蜂体系の確立と生産性向上を実現している。 |
| 78 | 広島県 | 加 工 等 | 野鍛冶 | 三上 正幸 | 男 | 76 |
| 経験年数58年。野鍛冶として出発し、山鎌の切れ味が認められる中で、他の農業用具も認められてきた。鍛冶の燃料は自宅の窯で焼いたマツの炭しか使用しない。森と結びついた鉄の技術を苦労を重ねて習得し、幅広く、また、高度に活躍してきた氏の評価は高い。 |
| 79 | 広島県 | 森の伝承・文化 | 神楽面師 | 菅沢 良典 | 男 | 48 |
| 広島県で唯一の神楽面師。子どもの頃から神楽に接し、優れた感性で優れた面を作り続けている。神楽面の消耗は早く、絶えず更新が必要になる。新作神楽も創作されてきているが、面師の感性が具現化されている。 |
| 80 | 山口県 | 森の恵み | 枝物生産 | 河田 紀美江 | 女 | 55 |
| 長伐期大径材生産に移行させるため、林内のサカキやシキミ、ナツツバキの花等の枝ものを商品化することを考え、市場調査を経て年間3万束出荷するまでに至る。 |
| 81 | 徳島県 | 森づくり | 架線集材 | 高岡 幸夫 | 男 | 63 |
| 架線集材40年の経験。ワイヤロープ、集材機、チェンソー技術など林業機械、素材生産に関わる高度な技術を有している。現在、県の進める林業機械化の専門家として県下全域で活動している。 |
| 82 | 香川県 | 森づくり | 造林手 | 石原 力 | 男 | 72 |
| 56年の長期にわたり森林組合の作業員、作業班長等として伐採、造林、搬出、植林、下刈り、除間伐まであらゆる作業に熟練し、地域の森林所有者への模範となっている。 |
| 83 | 愛媛県 | 森づくり | 造林手 | 堀川 義弘 | 男 | 58 |
| 枝打ちによる優良材生産に取り組み、宇和島地域の育林技術体系の形成に大きく貢献してきた。現在は地区林研や椎茸生産者組合の会長経験者として後継者の育成に努めるなど、地域の林業家の中心的存在である。 |
| 84 | 愛媛県 | 森の恵み | シイタケ栽培 | 小西 長幸 | 男 | 76 |
| 40年にわたり優良乾燥しいたけの生産に携わる。2.5万本のほだ木に低温菌を主体にし、良好なほだ場の選定、散水施設や防風施設の完備、天地返しや袋かけ等、きめ細かな作業管理による良質生産に努めている。 |
| 85 | 愛媛県 | 加 工 等 | 和傘作り | 泉 正 | 男 | 87 |
| 和傘つくり一筋66年、現在も現役として活躍する本県唯一の和傘職人。日常生活の和傘をはじめ、文楽上演用傘、岡山県笠岡市の大島傘踊り用の傘等各種の祭りの傘など多種多様な傘を製作してきた。作品は工芸品として高く評価されている。 |
| 86 | 愛媛県 | 加 工 等 | 竹細工 | 西川 静廣 | 男 | 63 |
| 材料となる竹を性格に応じ無駄なく使う選別眼、竹を薄くそぎ、籠や花器に仕上げていく加工技術等永年の経験から培われた優れた技術を持っている、愛媛県の竹細工職人の第一人者。 |
| 87 | 愛媛県 | 森の伝承・文化 | 手漉和紙 | 宇田 武夫 | 男 | 77 |
| 中学卒業後、家業として手漉き和紙の原料調整を習得し、三椏、楮、雁皮による手漉き和紙製造に従事。60年にわたる原料調整や手法の研究、産地の知識の探求、地元の山林との関わり・文化等の研究と普及、後継者の育成等、功績は多大なものがある。 |
| 88 | 高知県 | 森の伝承・文化 | 染織作家 | 山本 眞壽 | 女 | 56 |
| 地域の樹木の樹皮・根・葉・実などあらゆる部分を使い、生糸を染色し織物作品を制作してきたが、養蚕業の衰退に心痛し、桑の栽培、養蚕、まゆからの紡ぎ、生糸染め、機織りまでを一貫して行っている。 |
| 89 | 福岡県 | 加 工 等 | 漆器製造 | 井上 正道 | 男 | 53 |
| 久留米市の伝統工芸品である藍胎漆器(竹カゴを母胎にした漆器)製作に従事。盆、茶器、皿などの定番商品のほかに、下駄、ステッキ、うちわなどの斬新な製品を数多く生産。材料の竹籤は地元の耳納山麓から切り出したマダケを用いており、地域の竹材利用促進にも寄与している。 |
| 90 | 佐賀県 | 加 工 等 | 竹工芸 | 栗山 時雄 | 男 | 75 |
| 終戦と同時に本格的に家業の竹細工業に就業し、現在まで家業を継承している。現在は数名となり、先達から引き継いだ技を絶やさないように後継者の育成のための子ども達への竹細工を教えたり、竹製品の良さの普及にも尽力している。 |
| 91 | 長崎県 | 森づくり | 造林手 | 尾上 保雄 | 男 | 71 |
| 大戦後の復旧造林から拡大造林を通じ、下刈り、つるきり、除伐、間伐、枝打ち等、きめ細かな育林作業を50年にわたり継続。無節材生産を目指し、毎年50cm〜1mを枝打ちをするという決めの細かい作業を実施。 |
| 92 | 長崎県 | 加 工 等 | ピッケル製作 | 小島 進 | 男 | 72 |
| 鉄工所勤務の後、鍛冶鉄鋼の技術を身につけ、腰ナタ、鎌、斧などの山林道具や農機具の刃物等を生産してきた。後に地元からピッケルの製作を依頼され、これまで、全国の登山家から1,000本を越える注文を受け愛好されている。シャフトに地元のイスノキを用いた工芸品的なピッケル製作も行っており、異色の森の技術である。 |
| 93 | 熊本県 | 加 工 等 | 炭焼き・炭窯作り | 炭 道生 | 男 | 69 |
| 学校を卒業以来、家業の林業に携わり、50ヘクタールの山林経営と炭焼きを学ぶ。現在まで54年間炭焼きを継続している。近年、カシの減少とともに、竹炭の生産も手がけるなど、新たな挑戦も行っている。地元林業家のリーダー的存在。 |
| 94 | 熊本県 | 森の伝承・文化 | 木遣り | 松本 正光 | 男 | 70 |
| 昭和25年から54年間木材搬出業に従事。伝統的な木遣りによる搬出を行ってきたが、機械化により姿をほぼ消してしまった。氏は「木遣り保存会」を結成し、木遣り頭(かけ声により木材運搬の指示を出す者)として、会員の指導や運営に当たっている。 |
| 95 | 大分県 | 加 工 等 | 炭焼き | 広瀬 照生 | 男 | 80 |
| 炭焼き70年。卓越した技術を習得すると共に、優良炭の生産に努め、数々の品評会で高い評価を得ている。また後継者の育成、製炭業の振興に労苦をいとわず専念する姿は地域の信頼を増している。 |
| 96 | 大分県 | 森づくり | 伐木・造材 | 佐藤 嘉久二 | 男 | 69 |
| 伐木造材経験53年。玖珠郡森林組合作業員として年間250日の伐木造材等の作業に従事し、安全第一で作業を継続してきた。優れた技術を有し、永年にわたり講習会の講師等を通じて後進の指導を行っている。 |
| 97 | 宮崎県 | 森の恵み | またぎ(猟師) | 尾前 善則 | 男 | 75 |
| 農林業のかたわら年間4ヶ月の狩猟期間にもっぱら狩猟に従事。小学生の頃から伝統的な狩りの作法を見よう見まねで習得する。狩猟を行うに当たっては、方位吉凶図によって12日間の狩猟区域を決める方法(サカメグリ)を用いるなど、山の神への感謝の念を大切にした狩猟作法を今に伝えている。 |
| 98 | 鹿児島県 | 加 工 等 | 竹工芸 | 市来 秀記 | 男 | 82 |
| 1983年に老人福祉センターで竹細工教室を立ち上げ。1986年に伝統工芸センターの開館と同時に主任指導員として竹細工教室を開講。これらの活動を通じて、広域的な竹工芸の普及、地域の竹産業振興に寄与。 |
| 99 | 鹿児島県 | 森づくり | 木馬 | 東垂水 静雄 | 男 | 73 |
| 長年にわたり、伐採から馬による搬出業に従事。馬による搬出(だいごろ)は危険も伴うため、馬の訓練、手綱さばきの技術が不可欠である。数少ない「だいごろ」の技術を有する氏は貴重な財産である。 |
| 100 | 沖縄県 | 加 工 等 | 面づくり | 田場 由盛 | 男 | 71 |
| 盆アンガマは、八重山石垣市ではソーロン(精霊日、盂蘭盆)に請われて各家を回り、念仏謡やその他の歌舞を行う仮装集団である。その仮装集団の中で、冥界からやってきた遠祖神を表すウシュマイ(翁)とンミ(女媼)の2人がかぶるのが木製のアンガマ面であり、氏は数少ない製作者である。 |